薄毛は男性だけでなく、女性でも悩んでいる人が多くいます。
その原因はいくつもあるのですが、その一つが「女性ホルモン」の減少。
女性は出産や閉経などでホルモンバランスが大きく変わる期間があり、そのために抜け毛が増え薄毛になってしまうんですね。
そこでこの記事では、薄毛とホルモンの関係について詳しく紹介していきます。
紹介内容はこちら。
・女性と男性の薄毛ってどう違うの?
・ヘアサイクルと女性の薄毛について
・女性ホルモンと髪の関係は?
・ホルモンバランスを整えて薄毛対策を!
「髪とホルモンってどう関係しているの?」「40代ってどうして薄毛になるの?」という人は、ぜひ最後までお読みくださいね!
女性と男性の薄毛ってどう違うの?
薄毛といえば男性特有の悩みだと思う人がいるかもしれませんが、実は女性でも薄毛に悩んでいる人が多いのです。
加齢とともに多くの人の悩みになっている「薄毛」。
では、男性と女性の薄毛では何が違うのでしょうか?
男性の薄毛の原因は「遺伝子的要因」と「男性ホルモン」で、「男性型脱毛症」と言われています。
前頭部と頭頂部の髪が薄くなるのが特徴的。
女性の薄毛の半数が、「男性型脱毛症」と言われています。
もともと男性ホルモンを多く持っているわけではなく、出産や更年期で女性ホルモンが減少することにより男性ホルモンの割合が増えて起こります。
薄毛になる部分は男性とは違い、分け目やつむじの部分が薄くなってくる人が多いのが特徴的。
ヘアサイクルと女性の薄毛について
私達の髪には「発毛」と「脱毛」のサイクルがあります。
ヘアサイクルの期間は以下の3つ。
①髪が成長を続ける「成長期」
②髪の成長に大切な毛球部が少しずつ衰えていく「退行期」
③毛の成長が完全に止まってしまう「休止期」
この3つのサイクルを繰り返しながら、新しい髪がどんどん生え替わっていくのです。
女性ホルモンが減少することで起こる「男性型脱毛症」の場合、成長期の期間が短くなり、新しく生えてくる髪が産毛のように細くなることから薄毛になってしまいます。
一方、産後の薄毛は一時的なもの。
妊娠中は通常よりも多くの女性ホルモンが分泌されることにより、髪は成長期を維持するためあまり抜けません。
その髪が出産後のホルモン減少により一気に抜けるため、抜け毛が増えたと思ってしまうのです。
産後の抜け毛は一時的なもののため、あまり心配はいりません。
女性ホルモンと髪の関係は?
「髪は女性ホルモン、体毛は男性ホルモンが関係している」ということを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つのホルモンがあるのですが、このうちエストロゲンが女性らしい身体を作るホルモンで、髪の成長にも大きく関わっているのです。
そのため、エストロゲンが多く分泌されるほど髪の成長も活発化され、反対にエストロゲンの分泌が減少すると抜け毛が増えて薄毛になってしまうのですね。
それでは、どのようにすれば薄毛対策になるのでしょうか?
次からは、薄毛対策のために「女性ホルモンを増やす方法」を見ていきましょう。
ホルモンバランスを整えて薄毛対策を!
健康な髪を保つには、やはり女性ホルモンが欠かせません。
出産後や更年期以外にも、ホルモンバランスが崩れる原因があります。
それが、ストレスや生活習慣の乱れ。
生活習慣を見直し、ストレスをできるだけためないようにすることでホルモンバランスを整えることができます。
ここでは、すぐにできる「ホルモンバランスを整える方法」を紹介します。
どの方法も今日からできるものばかり!ぜひ試してみてくださいね。
ストレスをためずリラックス
ホルモンバランスが崩れるきっかけになるのは、やはり「ストレス」。
毎日感じるストレスをそのままにしておかず、夜には発散できる方法を見つけておきましょう。
例えば、
・湯船にゆっくり浸かる
・好きな音楽を聴く
・好きな香りを焚く
・アロマオイルでマッサージをする
など、寝る前にはリラックスタイムを作るのがおすすめ。
特に湯船に浸かることで全身の血行が良くなり、頭皮の健康にもつながりますよ!
大豆イソフラボンを積極的に摂る
エストロゲンと同じような働きをしてくれる成分が「大豆イソフラボン」。
大豆イソフラボンは以下の大豆成分に多く含まれています。
・豆腐
・油揚げ
・味噌
・納豆
大豆製品を積極的に摂ることで、髪の健康にもつながりますよ!
ときめきを大切に
恋をしたりドキドキしたりすることで女性ホルモンが活発に分泌されると言われています。
「恋をするとキレイになる」というのは本当なんですね。
実際に好きな人がいなくても、俳優や有名人などにときめくだけでも効果があるんですよ!
また、大切な人のためにプレゼントを選ぶことも効果的。
女性として、常にときめきを忘れずにいたいですね。
ピンク色のものを取り入れてみる
「ピンクって苦手……」という人もいるかもしれませんが、ピンク色には女性ホルモンを分泌させる効果があると言われています。
可愛らしいピンク色が苦手なら、少し濃いめのピンク色を取り入れたり、ワンポイントでピンク色を入れてみたりしてみましょう。
身の回りに少しピンク色があるだけで、明るい気分になりますよ!
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