腸がよろこぶ天然水

シミの主な原因はこの3つ!【シミの種類とシミができるメカニズムも】

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「最近シミが増えてきた……」と悩んでいませんか?
若い頃にはなかったシミも、年齢を重ねていくと鏡を見るたびに気になってきますよね。
でも、シミってどうしてできるのでしょうか?
シミと一言でいっても、いろいろな種類や原因があるって知っていますか?
この記事では、
・シミの種類は?
・シミの原因は?
・どうしてシミができるの?
・シミを放置しておくと起こることって?
・隠れた病気の可能性があるって本当?
について詳しく解説していきます。
「最近シミが気になる……」「どうしてシミができるの?」という人は、ぜひ最後までお読みくださいね!

シミの種類は?

「シミ」といっても1種類だけではなく、いろいろな種類があります。

そばかす

そばかすは「雀卵班」と呼ばれ、茶色の小さな斑点が特に頬の部分や鼻の周辺に多くできます
欧米人に多く見られ、3歳頃~思春期にかけて多く見られます。

老人性色素班

老人性色素班は「日光黒子」とも呼ばれる、一般的に「シミ」と言われているタイプのもの。
20~30歳頃からでき初め、年を重ねるとどんどんできやすくなります
紫外線ケアをすることで予防できるシミです。

肝班

頬骨の部分に左右対称にできるシミで、女性に多く見られます。
特に30~40歳頃の女性に多く見られるシミです。
妊娠や経口避妊薬によりできることが多い為、女性ホルモンが関係していると言われています

炎症後色素沈着

ニキビなど皮膚の炎症を起こした後にできるシミで、時間が経つとだんだん薄くなっていきます。ほとんどは問題のないシミですが、皮膚がんなどの病気の症状ということがあります。
形や色など他のシミと何か違うと感じた場合は、皮膚科を受診しましょう。

シミの原因は?

シミの原因もいろいろなものがあります。
ここでは、主な原因を3つ紹介します。

紫外線

多くのシミの原因になっているのが紫外線です。
紫外線には「UV-A」と「UV-B」の2種類があります
・UV-A
皮膚の真皮まで到達し、メラノサイトを活性化させる紫外線です。
メラノサイトの活性化により黒色メラニンが生成され、肌の日焼けになります。
UV-Aは雲やガラスも通り抜けてしまうため、曇りの日や車に乗っている時でも紫外線対策を忘れずに!

・UV-B
UV-Bの方が肌への刺激は強いため、UV-Aよりも注意が必要です。
皮膚がんの原因になるのはこのUV-Bなのです。

【紫外線は夏に一番強くなる?】
紫外線は夏に一番強くなると思っている人も多いと思いますが、実は3月頃から徐々に強くなっています。
最も紫外線が強くなるのは5~7月頃。
夏だけでなく春先にも紫外線対策をしっかりしていきましょう。
また、夏ほど強くなくても秋冬にも紫外線は存在するため、一年を通して紫外線対策をするのが正解です

女性ホルモン

女性ホルモンのバランスが崩れやすい妊娠・出産時や閉経時にも、シミが増えやすくなります
これは、ホルモンのバランスが崩れると黒色メラニンの生成が高まるためと言われています。

活性酸素

活性酸素も、シミの原因として考えられています。
活性酸素とは、体内に入った酸素が他の物質と反応しやすい状態になったもの。
活性酵素が発生してしまう原因として考えられているのは、ストレス、たばこ、大気汚染、紫外線など。
ヘビースモーカーやストレスの多い生活をしている人は、シミができやすい状態になっているので注意が必要です

どうしてシミができるの?

シミとは、黒色メラニンが蓄積することで茶色く見える状態です。
黒色メラニンはシミの原因になる物質ですが、実は紫外線から肌を守ってくれる役割もあるのです。
黒色メラニンは、メラニン形成細胞(メラノサイト)で生成されています。
健康な肌の場合、生成された黒色メラニンが体外へ排出されることでバランスが保たれているのですが
・紫外線を浴びすぎる
・肌再生のサイクルが乱れる
などの原因により、黒色メラニンの排出がうまくできず蓄積されてしまうことがあります。
この「排出されずに蓄積された黒色メラニン」が、シミの原因になってしまうのです。

シミを放置しておくと起こることって?

シミを放置しておくと「脂漏性角化症」という老人性のイボになってしまうことがあります。
また、長年紫外線を浴び続けると、皮膚がかさぶたの様になってしまう「日光角化症」になってしまう危険性も。
毎日の紫外線ケアを怠らないようにしましょう!

隠れた病気の可能性があるって本当?

「シミなんて大したことはない!」と思っていると、実は隠れた病気だったという危険性もあります。
・表在性基底細胞癌
・悪性黒色腫
・固定躍進
・ボーエン病
など、皮膚癌や薬剤が原因の病気の場合、シミに似た症状が出ることも
以下の症状がある場合は、すぐに専門医を受診しましょう。
・日に当たらない部分にシミができた
・シミがどんどん大きくなってきた
・シミが盛り上がってきた
・シミの中がただれている

まとめ

今回はシミの原因について解説してきましたが、いかがでしたか?
シミの原因のほとんどは紫外線なので、毎日の紫外線ケアがとても大切です。
季節に関係なく、一年中紫外線には気をつけましょう。
また、ストレスやタバコもシミの原因になることがあります。
シミの原因を正しく理解し、正しいケアでシミのない肌を目指しましょう

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