冷え性は誰にでも起こる?
冷え性と聞くと女性が多いと思う人が大半だと思います。
でも実は男性にも冷え性は存在します。
冷えは、性別に関わらず誰にでも起こり得ることです。
規則正しい生活、毎日の食生活などに冷えは密接な関わりがあります。
冷えをそのままにしておくと、代謝や免疫力が落ちて病気になりやすくなってしまいます。
逆に考えると、わたしたちの生活習慣などを1つ1つ見直していけば冷えは改善できるのです。
それでは、冷えはどのようにすることで改善できるのでしょうか?
冷えを改善するための対策方法を一緒に見ていきましょう!!
冷え性を改善する対策とは?
①毎日適度な運動をする
冷えに最適な運動は、全身運動です。
全身運動は血流の流れをよくし、基礎体温を上げ、冷えを改善します。
1日30分程度のウォーキングやジョギングを毎日の生活に取り入れるところから始めてみましょう!
ウォーキングやジョギングをする時に、なるべく全身を大きく動かすように意識すると大変効果的です。
なかなか運動する時間がとれない人は、エレベーターやエスカレーターなど使わずに階段を使う、自転車を使わずに歩いていくなどちょっとした工夫をしてみましょう!
また、ストレッチや筋トレなどお家でできる運動も、毎日時間を決めて行うことで効果を発揮しますよ!
毎日短時間でもいいので、なるべく適度な運動をするように心がけていきましょう!
②湯舟に浸かるようにする
忙しいとどうしてもシャワーだけになりがちですよね?
シャワーは体を冷やします。
冷え性を改善するためには、入浴の際、毎日浴槽に浸かることが大切です。
そうは言っても、長風呂も半身浴も冷え性にはあまりよくありません。
短時間でも長時間でもどちらも発汗作用で、体が冷えてしまいます。
約40℃~42℃ぐらいのお湯に10分~15分程度浸かることがベストです。
お風呂から出る時も熱を逃がさないように、浴室内で体を温めてから出るといいですよ!
体を温める効果のあるお気に入りの香りの入浴剤や、バスキューブ、アロマオイルなどを入れてもいいかもしれませんね!
体の保温効果だけでなく、リフレッシュ効果や癒し効果も抜群です!
③体を温める食事を心がける
体を温める食べ物があるのを知っていますか?
生姜やニンニク、ネギなどは代表的ですが、その他にも体を温める食べ物はたくさんあります。
レンコン、ごぼうなどの地中にできる根菜類、納豆やチーズなどの発酵食品などを多く摂るようにしましょう!
肉・魚・大豆などの筋肉を作るたんぱく質、体温を上昇させる炭水化物(糖質)や脂質、ホウレンソウやレバーなど血を作る鉄分や、アボカドやナッツ類などビタミンEを多く含む食材などを摂ることです。
これらの栄養素を多く含む食品や食材を料理に摂り入れることで、体を芯から温め、冷えを改善に導きます。
体を冷やす効果のある食べ物でも、体を温める効果のある食べ物との組み合わせや、加熱調理することで体を温める食べ物に変化してくれますよ!
④体を温める飲み物を飲む
意外に思うかもしれませんが、温かい飲み物が全て体を温めるわけではありません!
カフェインを多く含むコーヒーは、ホットでもダメです。
カフェインが体を冷やす働きをしてしまいます。
体を温める代表的な飲み物は、紅茶、烏龍茶、緑茶、ハーブティー、ココア、生姜湯、ホットワインです。
ホットワインはシナモンスティックを一緒に入れると、さらに体を温める効果が期待できます。
最近、カフェインレスの飲み物もたくさん出てきていますので、うまくチョイスしてみてくださいね!
また、白湯を飲む習慣をつけるのも大変いいことです。
白湯は全身の血流の流れをよくしてくれる働きがあります。
起き時、寝る前などいつも大体飲む時間を決めて、数回飲むようにしましょう。
⑤体の外からも温める
冷え性の人は、基本夏でも冬でも寒い恰好は厳禁です!
夏は上着を持っていくなど、一枚羽織れるものを常に携帯しましょう。
冬はヒートテックなど保温効果のある下着や、重ね着などで体を温めるようにしましょう。
ひざ掛けなどを持ち歩くのもいいですね!
ただし、厚着のし過ぎには注意してくださいね!
厚着をし過ぎると、汗をかくことで発汗してしまうため、体を冷やしてしまうことにもなりかねません。
まとめ
冷えは内部・外部からの両方から適切なケアをすれば、改善することができます。
「冷えは万病のもと」です。
体を温める工夫をして、冷え性を改善し、健康的な体の維持に努めていきましょう!
おすすめ記事